ゲームエンジニアの活況

ゲームエンジニアに大きな注目が集まっている。他のエンジニアと比較されることが多いのは事実だが、その必要性については、改めて説明するほどもないほどに浸透してきている。元々、ゲームエンジニアになりたいと思って、そこを目指すのではなく、結果的にゲームに特化したというケースが多いのも特徴といえる。今般、日本国内においても、子供を中心に空前のゲームブームが起こっており、エンジニアの忙しさに拍車をかけている。むろん、そのニーズが大きければ大きいほどやりがいを感じることはいうまでもない。エンジニアとしての腕の見せ所といえる。さまざま分野において、価値観が多様化している昨今、ゲームを取り巻く環境も例外ではない。日本国内での成功に満足していては、マーケットを制することは到底できないといえる。むしろ常にグローバルな視点を持つことが求められている。

そんな中において、ゲームエンジニアの求人が盛んになっているが、思うように人材確保ができない実態が浮き彫りになっている。同じエンジニアといっても、WEBエンジニアとは、一線を画すのだ。かと言って、ただ単に、幼いころからゲームをすることが好きというだけで通用するほど甘い世界でないことは、いうまでもないことである。今までにない新たなものを生み出していく創造力や既成概念にとらわれない柔軟性も必要といえる。人工知能やロボット社会といった国家レベルで進む対策にも、プラスの影響を与えるほどの能力が必要なのかもしれない。